ワーナーブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター
ワーナーブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター | |
---|---|
エントランス | |
施設情報 | |
前身 | としまえん |
テーマ | ハリー・ポッターシリーズ、ファンタスティック・ビーストシリーズ |
事業主体 | ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社 |
管理運営 | ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社 |
面積 | 約30,000 m2 |
開園 | 2023年6月16日 |
所在地 |
〒179-0074 東京都練馬区春日町一丁目1-7 |
位置 | 北緯35度44分22秒 東経139度38分22秒 / 北緯35.73944度 東経139.63944度座標: 北緯35度44分22秒 東経139度38分22秒 / 北緯35.73944度 東経139.63944度 |
公式サイト | https://www.wbstudiotour.jp/ |
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター(英語: Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter)は、東京都練馬区春日町にある、ウォークスルー型のエンターテインメント施設である。運営は、ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社。イギリス・ロンドンにも同様の施設があり、世界では2番目の施設となる。建物面積は約3万平方メートルであり、スタジオツアーでは過去最大級の規模である。
施設では、映画ハリー・ポッターシリーズや、ファンタスティック・ビーストシリーズ制作の舞台裏を体験できる。映画に登場するセット・小道具・クリーチャー・衣装などを展示。なかには、撮影時実際に使われたアイテムも展示されている。このほか、視覚効果を使った体験型展示もあり。杖やローブなどを購入できるショップや、レストラン・カフェも併設されている。チケットは事前購入形式。各エリアにインストラクターが配置されているが、大広間以降は基本的に来場者のペースで観覧していく。
歴史
[編集]- 2020年
- 6月12日…西武鉄道が、としまえんの閉業を発表。跡地に、ハリー・ポッター関連施設や防災公園を整備することを公表した。
- 8月31日…としまえんが閉業。
- 2021年
- 3月…公式サイトをオープン。
- 5月13日…起工式を実施。
- 11月…運営会社である「ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社」が設立。ゼネラル・マネージャーにトーベン・イェンセン氏が就任した。
- 2022年
- 6月…開業に向けて正社員を募集。採用活動を開始した。
- 2023年
開発
[編集]ロンドンの同施設に多くの観光客が来場したため、アジア・東京に新しい拠点を作ることとなった。
その後、デベロッパーの伊藤忠商事からの提案を踏まえて、候補地にとしまえん跡地が選ばれた。その理由について、ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン・バイスプレジデントである松尾俊宏氏は、都心から近いこと・緑や樹木が豊富であること・としまえんという歴史あるエンターテイメント施設があった地域であることだと述べている[1]。
施設の施工は大成建設、設計は久米設計が担当した。施設内は、屋内エリアと屋外エリアに分けられている。主な分類は以下の通り。
屋内エリア
屋外エリア
- バックロット
- ハグリッドの小屋
- バタービールバー
- バックロットカフェ ほか
なお、歩行者の安全を考慮して、敷地内一部の壁を撤去し、遊歩道を建設した。
グランドオープン
施設は、2023年6月16日にオープンした。前日におこなわれたオープニング前夜祭 レッドカーペットイベントには、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)、マシュー・ディビット・ルイス(ネビル・ロングボトム役)、トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)などが招かれた[2]。
脚注
[編集]- ^ “アジア初の「ハリー・ポッター」スタジオツアーはなぜ東京に誕生したのか? ワーナーVPに聞く”. Business Insider Japan. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター オープンを記念し映画「ハリー・ポッター」の俳優たちがホグワーツに帰還!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年6月15日). 2023年6月25日閲覧。